三室戸寺

三室戸寺
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あじさいと花の寺として名高い宇治の古刹

三室戸寺は,京都府宇治市にある1200年以上の歴史を誇る寺院で、「花の寺」としても広く知られています。

四季折々の花々に彩られ,特に6月のあじさいや春のツツジ,秋の紅葉は多くの観光客を魅了します。

本記事では,三室戸寺の歴史と文化,花の名所としての魅力、拝観・アクセス情報などをわかりやすくご紹介します。

三室戸寺の歴史と背景

三室戸寺は西暦770年,光仁天皇の勅願により創建されたと伝えられる古刹で,山号を明星山,宗派は本山修験宗です。

本尊には千手観音菩薩(重要文化財)が祀られ,古くから厄除・開運・安産の霊場として信仰を集めてきました。

また西国三十三所巡礼の第十番札所としても有名で,多くの巡礼者が訪れる場所でもあります。

主な見どころ

本堂と千手観音

堂々たる本堂には,国の重要文化財にも指定されている千手観音坐像が安置されています。荘厳な空間で手を合わせると,心が落ち着くと評判です。

あじさい園(あじさい寺)

約50種・2万株とも言われる圧巻のあじさいが境内を埋め尽くす,関西随一のあじさいの名所です。6月の見頃にはライトアップも行われ,多くの観光客でにぎわいます。

花の庭園

ツツジ・シャクナゲ・蓮・紅葉など,四季折々の花が咲くことで知られており,「花の寺」として親しまれています。

狛うさぎ・恋愛成就のハート型絵馬

境内には恋愛成就を祈願する参拝者が多く訪れ,うさぎの石像に触れると縁結びのご利益があるとされています。

拝観情報・アクセス

項目内容
拝観時間8:30〜16:30(季節により変動)
拝観料通常:500円,あじさい園期間中:1,000円(2025年参考)
所要時間目安約60分〜90分
アクセス京阪宇治線「三室戸駅」から徒歩約15分
駐車場境内駐車場あり(有料,約300台)
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