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宇治茶とまち歩きの拠点。学んで味わい,庭園を巡る体験型パーク
京阪「宇治」駅から徒歩数分。ミュージアムや体験教室,レストラン,ショップ,史跡・庭園が一体となった“宇治茶と宇治の歴史”を学べる拠点である。無料の案内フロアと展望テラスも使いやすく,周辺の観光へ出かける前の“スタート地点”として最適だ。
歴史・背景
館の核は,宇治茶と宇治の歴史・文化を紹介するミュージアムと,太閤秀吉が築いたとされる堤を復元的に示す史跡宇治川太閤堤跡,宇治独特の覆下栽培の景を体感できる修景茶園から成る。無料のガイダンスではデジタル案内や散策カードでまち歩きを提案。駅近の立地と合わせて観光のハブとして機能している。
主な見どころ
無料エリア「お茶と宇治のまち交流館」
1階ガイダンスゾーンではタッチパネルの「#宇治まちあるき」で名所やコースを検索でき,ライブラリーゾーンでは周辺エリアの店舗情報を掲出。2階の展望テラスは誰でも利用でき,宇治川と山並みを一望できる。散策前後の休憩にも便利だ。
ミュージアム「宇治茶の間」「歴史の間」
デジタル展示や体験展示で“お茶ができるまで”,“玉露と煎茶の違い”,“おいしい淹れ方”などを学べる宇治茶の間,宇治の町と川の変遷を大型映像と資料で辿る歴史の間で構成。十円硬貨の鳳凰堂オブジェもフォトスポットに。
史跡・庭園・広場を歩く
太閤堤跡(安土桃山期の護岸石積みの再現),中州の茶園景観を再現した修景茶園,野点・水辺・木々の各庭園と,イベントに使われる広場が連なる。季節の緑や茶の香りを感じながら屋外回遊を楽しめる。
体験プログラム
館内外でお茶や宇治にまつわる体験を随時開催。時期により茶摘み体験や講座,マルシェなども行われる。開催日は公式の体験・イベント情報を要確認。
レストラン&ショップ
ガラス張りのレストランKYO-AME tonimaruでは,園内の緑や「莵道稚郎皇子御墓」を望みつつ,宇治素材の甘味・食事が楽しめる。ショップでは茶づなオリジナルの宇治茶や関連グッズを販売。
拝観情報・アクセス
項目 | 内容 |
---|---|
開館時間 | 9:00〜17:00(ミュージアム最終入場16:30)。 |
休館日 | なし(年中無休。施設点検・気象状況等で臨時休業あり)。 |
入館料(ミュージアム) | 一般600円,小人(小・中学生)300円,未就学児無料。※各種減免あり。 |
所要時間目安 | ミュージアム+屋外回遊で約60〜90分。 |
住所・電話 | 〒611-0013 京都府宇治市菟道丸山203-1 |
アクセス | 京阪「宇治」駅から徒歩約4分,京阪「三室戸」駅から徒歩約6分,JR「宇治」駅南口から徒歩約12分。 |
駐車場 | 有(有料・8:00〜23:00)。30分150円,上限800円。23:00〜翌8:00は出庫不可/乗用車約73台+臨時47台。バスは駐車不可(降車場のみ・要事前連絡)。利用額に応じたサービス券あり。 |
公式サイト | お茶と宇治のまち歴史公園 茶づな |
関連書籍・観光サービス
- 宇治茶の基礎がわかる入門書(製法・歴史・産地の違いを図解)。
- 宇治の歴史散歩ガイド(太閤堤と宇治橋周辺の見どころを解説)。
- 体験付き周遊プラン(ミュージアム入館+茶摘み・淹れ方講座など)。